サトシ・ナカモト

ビットコインの生みの親は謎に包まれた人物《サトシ・ナカモト》

ビットコインについて少しでも調べたことのある人なら、サトシ・ナカモトという人物について名前を聞いたことがあるでしょう。
サトシ・ナカモトはビットコインを発明したと呼ばれる人物です。
しかしその存在は謎に包まれています。
今回はサトシ・ナカモトについて判明していることを紹介しましょう。

自分がサトシ・ナカモトだと証明する方法

もし仮に私がサトシ・ナカモトだったとしたら、それを証明する方法は一つ簡単で、そして確実な方法があります。
それは自分の保有しているビットコインを別のウォレットに移し替えればいいのです。
サトシ・ナカモトがネット上から姿を消す直前には100万BTCを持っていたとされており、これはマイニングによって手に入れたものです。
そしてビットコインのブロックチェーン上ではサトシ・ナカモトが保有していると思われるビットコインは判明しています。
そのビットコインを別のウォレットに移動させれば、その送金履歴はブロックチェーン上に刻まれることになり、自分がサトシ・ナカモトだという証明になります。

サトシ・ナカモトの判明している情報

もちろん私はサトシ・ナカモトではないので、今度はサトシ・ナカモトについて、現時点で判明している情報について考えてみましょう。
1975年生まれで、英語に関してはネイティブのように話せる、そしてビットコインを開発したときにはどうやらアメリカのサンフランシスコに住んでいたらしい、ということまでは判明しています。
あとは前述の通り100万BTCを保有しているということぐらいですね。

サトシ・ナカモトは誰?

日本人なのかな?

京都大学の望月教授がサトシ・ナカモトであると、アメリカの情報工学の権威テッド・ネルソン氏が主張していましたが、この説は望月教授本人によって否定されています。
またSBI会長の北尾氏がサトシ・ナカモトという人物と議論をしたといっており、北尾氏はサトシ・ナカモトは日本人ではないと発言しています。

オーストラリア人なのかな?

オーストラリア人の実業家、クレイグ・スティーブン・ライト氏がサトシ・ナカモトではないかという記事が続けざまンに出されました。
WIRED USという雑誌が最初で、その後なんどBBCとEconomist、GQという世界的に権威のあるところが報道したことによって、大騒ぎに鳴りました。
ライト氏は様々な方法で自分がサトシ・ナカモトであるということを証明しようとしましたが、断定するほどのことでありません。
最後には「I’m sorry」というタイトルの文章を自身のブログにアップし、今後一切の説明をすることを止めました。

アメリカ人なのかな?

Newsweek誌がカリフォルニア州に住んでいるドリアン・サトシ・ナカモト氏がサトシ・ナカモトなのではないかという記事を発表しました。
しかしドリアン氏は弁護士を通じて、この報道を否定する文章を公開したため、なかったことになりました。

このまま謎のままのほうがいいのでは(まとめ)

今までサトシ・ナカモトのニセモノは沢山出てきましたが、どれも本当であるとは考えづらい状態です。
しかも今回取り上げた人以外にも沢山の説があります。
このまま謎のままにしておいたほうがロマンがあるかもしれませんね。