ブロックチェーンをに必要不可欠な技術《ハッシュ》
ビットコインから始まった仮想通貨のビッグウェーブは、とどまる所を知りません。
しかしビットコインの技術を理解できている人はあまり多くはないかと思います。
特にマイニングについての情報収集をしているときに、よく聞く単語「ハッシュ」について今回は解説してきたいと思います。
ハッシュってなに?
ハッシュは「あるデータを変換して得ることのできる長さが固定されたデータ」のことです。
またハッシュを得るための関数をハッシュ関数といいます。
ハッシュ関数を利用すれば、どのような値でも指定された長さの数値や記号に変換することが可能となります。
暗号に変換すると元の値を復元することは可能ですが、ハッシュ化したときには一方通行となり、一度ハッシュ化したものは元の値へと戻すのは不可能となっています。
ビットコインとハッシュ
ブロックチェーンを使っているビットコインでは、ハッシュは様々な部分で利用されており、そのことによりビットコインは暗号通貨とも呼ばれています。
管理者不要で通貨を管理するためには、情報の信頼性が命なので、ハッシュは生命線といえる技術でしょう。
ビットコインで使用されているハッシュ関数はSHA256とRIPEMD160というものですが、私も詳細は分かっていないので説明は割愛いたします。
これらのハッシュ関数はASICと呼ばれるマシンで計算するのが一番効率が良いとされており、ビットコインのマイニングはASICで行われるのが現在では一般的です。
他の仮想通貨では別のハッシュ関数を利用しているものもあります。
SHA256はその名前の通りどんな原文でも256ビットのハッシュ値を算出することができます。
ハッシュ関数としては一般的なものですね。
SHA-2についてもっと詳しく
SHA256は米国家安全保障局(NSA)が開発、2001年に標準化された規格です。
後半の数字が違うと、出て来るハッシュ値の長さが変わるハッシュ関数になるので分かりやすいですね。
ビットコインの暗号化を支える技術、ハッシュ(まとめ)
さて簡単にですがハッシュについて解説させていただきました。
少し細かい技術の部分は割愛しましたが、基本的な部分についてはご理解いただけたことと思います。
投資や日常生活で利用するようなときにはあまり関係ないかと思いますが、マイニングを行うときには必須の知識となります。