Litecoin(ライトコイン)ってなに?
ビットコインを金とするなら、Litecoin(ライトコイン)は銀と言われます。
通貨としての価値はビットコインの方が高い状態ですが、Litecoin(ライトコイン)は実用性や利便性を重視して作られています。
今回は銀として世の中に普及を目指しているLitecoin(ライトコイン)について説明していきます。
Litecoin(ライトコイン)の特徴
Lビットコインから誕生したLitecoin(ライトコイン)ですが、ビットコインと比べて様々な利点があります。
まずは誕生した時点からブロックの処理速度が大きく上がっています。ビットコインは10分ごとのブロック生成ですが、Litecoin(ライトコイン)は2分30秒ごとにブロックを生成します。
またLitecoin(ライトコイン)の発行枚数は8,400万枚でビットコインの4倍です。ブロック生成スピードが4倍なので、インフレ率を考慮にいれて発行枚数も4倍にしています。
SegWit(セグウィット)やアトミックスワップの搭載にも成功しており、かなり最先端を行く仮想通貨であると言えるでしょう。
【用語説明】SegWit(セグウィット)
ブロックチェーン内のデータを制限することで、ファイルサイズを小さくし、トランザクション詰まりを解決するための技術
【用語説明】アトミックスワップ
異なるコイン間のトレードに第三者を入れずに、トレードを完結させるシステムのことです。Litecoin(ライトコイン)の場合はビットコインとのトレードですね。
これらの新技術については、Litecoin(ライトコイン)は生みの親であるチャーリー・リーが中心となって、開発をしているので、新しい技術の導入もスムーズに行うことができるのです。
更にチャーリー・リーは開発に専念するために自分の保有しているLitecoin(ライトコイン)を全て売却し、開発に専念することにしたようです。
将来的にはビットコインとの戦いになるかも(まとめ)
Litecoin(ライトコイン)は様々な新しい技術を実装し、どんどん使いやすくなってきています。
しかしその様子を確認して、ビットコイン側でも実装されていっています。
将来的にはLitecoin(ライトコイン)の技術がビットコインに追いつかれてしまうということも起こってしまうかもしれません。
更にビットコインキャッシュなどのハードフォークもあり、ダッシュなどの匿名性の高い通貨の自動販売機もアメリカでは置かれてきています。
実生活における決済手段として、どのコインが勝ち上がるか、楽しみな状況です。