モナーコイン

Monacoin(モナコイン)ってなに?

日本の巨大掲示板、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から誕生したMonacoin(モナコイン)。
ジョークコインのように見えて、実はかなり期待できるコインとなっています。
今回は日本発の仮想通貨Monacoin(モナコイン)について解説していきます。
2ちゃんねるにはモナーというキャラクターがいます。
基本的には「オマエモナー」と言って、煽るときに使われるキャラクターでした。
Monacoin(モナコイン)はそんなモナーをモチーフにしたコインです。
モナコインの画像の中央にいるのが、モナーですね。
Mr.Watanabeという人が開発したとされていますが、その人物の素性は分かっていません。

Monacoin(モナコイン)の技術力

ここまでの説明だとMonacoin(モナコイン)はただのジョークコインのように見えます。
しかし羊の革をかぶった狼のようにモナコインにはかなりの技術を持っています。

世界初SegWit(セグウィット)実装

SegWit(セグウィット)とはブロックチェーンの中のデータを小さくすることで、相対的にブロックのサイズを大きくする方法です。
Monacoin(モナコイン)は仮想通貨として世界で初めてSegWit(セグウィット)の導入に成功しました。
この時の注目度は高く、SegWit(セグウィット)導入前後で、Monacoin(モナコイン)の価格は4倍に跳ね上がりました。

ビットコインとのアトミックスワップの成功

2018年1月にMonacoin(モナコイン)はビットコインとのアトミックスワップに成功しました。
アトミックスワップとは、異なるコイン間のトレードを第三者を介さずに完了させるシステムのことです。
このようにMonacoin(モナコイン)の技術力はかなりの高水準に達しています。

「使える」コインMonacoin(モナコイン)

現在の仮想通貨はまだ投資・投機目的でしか使われておらず、実生活で利用されることはあまりありません。
しかしMonacoin(モナコイン)はすでに様々なところで使えるようになってきています。
「Monappy」イラストなどのデジタルコンテンツを売買できるサイトです。Monacoin(モナコイン)使って購入ができます。
「tipmona」twitter上で相手にモナコインを送ることができるサービスです。投げ銭と呼ばれる寄付のようなものに使われます。
「Ask Mona」facebookのいいね!のように使われます。いいね!だけでなく、投げ銭を利用することもできます。
「Monacoin(モナコイン)を使える店舗」日本の秋葉原のPCショップやメイドカフェでも使えるところが増えてきていますね。

Monacoin(モナコイン)のコミュニティ

Monacoin(モナコイン)の最大のポイントはその「コミュニティの強さ」ではないでしょうか。
特に秋葉原では、自分たちのコインであるという意識が強く、個人レベルで様々なサービスを展開しています。
2017年10月には個人の投資家が自分のお金で、モナコインの巨大広告を出稿しました。
またコミックマーケットでの支払いにも対応しているサークルがあるなど、特にオタクの人たちから愛されているコインであると言えるでしょう。

まだまだポテンシャルを隠しているMonacoin(モナコイン)

ただのジョークコインではない、Monacoin(モナコイン)についてご理解いただけたかと思います。
まだまだ世界的な知名度は低く、今後に期待したいコインですが、個人的にはもっとサービスの部分など、実生活に密着しているところで使われるようになって欲しいところです。

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