環境問題

ビットコインが環境を破壊する!?マイニングによる温暖化現象

ビットコインを運営するためにはマイニングが必須です。
マイニングによってビットコインの取引履歴がブロックチェーン上に記録されて、ブロックをつなぎ続けていることこそが、ビットコインの価値を決定づけています。
しかしそんなマイニングが環境を破壊していることはご存知でしょうか。
今回はビットコインのマイニングが引き起こす環境破壊について解説したいと思います。

ビットコインのマイニングのために大量消費される電力

現在、ビットコインのマイニング・ファーム(マイニングマシンを集めている場所)はそのほとんどが中国です。
それは中国の電気代が他の国と比べて安いのが理由です。
マイニングマシンを稼働させるには大量の電力を必要とします。
単純で膨大な量の計算を24時間体制でマイニングマシンに行わせているから当然です。
その結果、中国はマイニングマシンの消費電力量だけで、ヨーロッパの国の消費電力を上回っているそうです。
もちろん参照しているヨーロッパの国は生活やその他の工場のための電力も含めた上での数値です。
様々な発電方法がありますが、現在でも主流は火力発電です。
火力発電が引き起こす最も大きな環境問題は「温暖化」です。

ビットコインが温暖化を引き起こす

ビットコインのマイニングのために消費される電力は、そのほとんどが中国の火力発電所によって発電されています。
その結果、大量の温室効果ガスが大気中にばらまかれることになり、温暖化を促進することになってしまいます。
仮想通貨が巻き起こす温暖化現象については、ビットコインのみならず他のコインの代表も危惧しており、特にイーサリアムの開発者ブテリン氏は非常に憂慮しています。

模索されるマイニングからの脱却(まとめ)

ビットコインのマイニングが地球温暖化を巻き起こしていることはご理解いただけたかと思います。
その対応策としてコインごとに様々な施策を行っております。
イーサリアムは現在プルーフ・オブ・ワークをもとにしたマイニングですが、将来的にはプルーフ・オブ・ステークスというマイニングを必要としない方法へと変化します。
リップルはそもそもマイニングを必要としていませんし、ネムもプルーフ・オブ・インポータンスというマイニング不要な運用を行っています。
果たしてビットコインは今後どうなるのでしょうか。

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