リスク

LISK(リスク)ってなに?

ビットコインの知名度は上がっていますが、すでに仮想通貨の業界では次の時代に移っています。
イーサリアムなど、プラットフォームを中心にしたコインに注目が集まりつつあります。
今回はプラットフォームの中でも一押しのコイン、LISK(リスク)について解説していきます。

LISK(リスク)の特徴

LISK(リスク)はイーサリアムと同じ、スマートコントラクトをブロックチェーンに実装しているコインです。
スマートコントラクトとは簡単に言うと、契約を自動化してくれるシステムのことです。契約をブロックチェーンに保存して実行してくれます。
LISK(リスク)の特徴を見るときにはイーサリアムとの違いについて、考えてもらえると分かりやすいと思います。

Javascript(ジャバスクリプト)の採用

LISK(リスク)はスマートコントラクトの記述にJavascriptを採用しています。
世界的に使われている言語であるJavascriptを利用しているため、様々な人が開発に携われるようになります。

サイドチェーン

イーサリアムで作成した様々なアプリケーション(dAppsと呼ばれます)はイーサリアム上の一つのブロックチェーン上に記録されます。
今後より多くのdAppsが誕生してくるにつれて、どんどんブロックチェーンの処理が重くなってしまうでしょう。
LISK(リスク)ではサイドチェーンという、メインのブロックチェーンとは別に存在している予備のチェーンを使用しすることによって、トランザクションのスピードアップを図ることができます。
またイーサリアムのハッキング事件、TheDAO事件のように一箇所を狙われてしまい、すべてなくなるということがなく、一つのプロジェクトがハッキングあったのなら、そのチェーンを切り離すという形で対応が可能となります。

PoS(プルーフ・オブ・ステークス)の採用

2018年現在、イーサリアムはプルーフ・オブ・ワークというマイニングで運営しています。
これはコンピュータに計算を行わせて、一番仕事したコンピュータに新しいブロック生成の権利と報酬を与えるというシステムです。
LISK(リスク)ではPoS(プルーフ・オブ・ステークス)を採用しており、これはどれだけLISK(リスク)のコインを所持しているのかによって、ブロック生成の権利を得る確率が上がるようになっています。
PoWによるマイニングと違い、電力消費量が少ないのが特徴です。
イーサリアムも今後のアップデートでPoS(プルーフ・オブ・ステークス)に変わっていくことは決まっています。

LISK2018年のリブランディング(まとめ)

LISK(リスク)は2018年の2月にリブランディングという大幅なマーケティングの変更を行いました。
名前はそのままでしたが、ロゴに変更がありました。
更にSDKと呼ばれるソフトウェア開発キットの配布も控えており、ブロックチェーンのプラットフォームとして、今後はかなり力をつけてくるのではないでしょうか。